昔も今も変わらない女子の会話
聞くつもりは全くなかったが、乗っていた電車の横に座る、24〜26才くらいに見える女性2人の会話。
「私さ、料理できます。アピールしてくる女って、ほんと嫌い。どう、私って家庭的でしょと言ってることになるじゃん。なんか必死すぎてうざいんだよね。」
「なんかわかる(笑)」
「確かに美味しいちゃっ、美味しいんだけど、なんか田舎くさいって言うか、映えない料理でさ、どうせならドリアとかさ、まあ和食も良いんだけど、明らかに男狙いで引くわ」
「で、誰のこと言ってんの。」
「職場の2コ後輩なんだけど、すっごく良い先輩が、少し広い部屋に引っ越して、なんか色々と話していたら、今度うちでご飯でもするってなって、そしたら私料理得意なんですぅ。って言って、その先輩も、じゃあ何かお願いしてもいいとか言ってさぁ」
「ほー!それで何人くらい来たの?」
「私と私の同期の〇〇さんと〇〇君と〇〇さんとその子とその子の同期…」
と話は続いていた。
私はありゃ、こんな感じの話し40年前に聞いたことがあるぞ!と思い出すことがあった。
当時勤めていた会社は、何かと行事が多く社員は強制参加だった。とは言ってもとても楽しかった。
それは歩け歩け大会でアップダウンのある道を7キロくらい歩くものだった。
弁当を持って、途中見晴らしの良い高台の公園でお弁当を食べた。
私は自分の分の弁当しか作っていかなかった。
しかし、料理上手の同僚が唐揚げや卵焼き、ハムにポテトサラダが挟んでいるもの、煮物を沢山作ってきた。まるでオードブルみたいに豪華だった。
おにぎりしか持ってこない、独身の男性社員はそれに飛びついて、美味しい美味しいと言って食べていた。
私はすごいと言った。
すると彼女はにこやかに私にも、どうぞと言ってくれたのでご相伴にあずかった。
それを面白く思わなかった、女性の先輩に私は腕を引っ張られた。
あんたまで一緒になって食べるなんて、みっともないからやめなさい。
あーやって、胃袋を掴んで男をものにしようとしているのよ。
と小声ではあるが憤怒に満ちた声で言った。
おそらく彼女は好意でしたこと。あんな重たいお弁当を背負って7キロも歩くんだよ。
でも、そう思わない人もいる。
昔も今も人って同じ事言ってんだなぁ。
あー怖い😮💨
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